make a wishメイク・ア・ウィッシュ
メイク・ア・ウィッシュとは
Make A Wish®
「メイク・ア・ウィッシュ」とは英語で「ねがいごとをする」という意味のボランティア団体です。3歳から18歳未満の難病と戦っている子どもたちの夢をかなえ、生きるちからや病気と闘う勇気を持ってもらいたいと願って設立されました。メイク・ア・ウィッシュは独立した非営利のボランティア団体で、宗教的、政治的団体ではありません。
メイク・ア・ウィッシュの
はじまり
メイク・ア・ウィッシュは1980年にアメリカで発足しました。
アリゾナに住む、クリスという7歳の男の子は警察官になるのが夢でした。しかし白血病にかかり、学校に行くこともできなくなってしまいました。この少年の話を聞いた警察官たちは、本物そっくりの制服とヘルメットとバッジを用意し、クリスを名誉警察官に任命することにしたのです。小さな名誉警察官は規則に従って宣誓し、駐車違反の取り締まりもし、またヘリコプターに乗って空からの監視もさせてもらいました。ミニチュアのバイクをプレゼントされ、クリスは大喜びでした。
5日後、クリスは亡くなりました。警察では、名誉警察官のための葬儀を執り行いました。ほんの短い間でしたがクリスは夢がかなったのです。クリスの夢の実現に関わった人々は、他にも、大きな夢をもちながら、難病のため夢をかなえることができない子どもたちがいるに違いないと考えました。こうして設立されたのがメイク・ア・ウィッシュ ファウンデーションです。
メイク・ア・ウィッシュ
オブ ジャパン
メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパンは、メイク・ア・ウィッシュ・インターナショナルの正式な支部として、1992年12月に設立されました。以来、すべてメイク・ア・ウィッシュ・インターナショナルの規則に従って活動を行っています。ただし、各国は互いに協力体制をとりながらも、財政的には独立しており、本部から財政的援助を受ける事もありません。
その後、1994年に事務局を東京に移し、2009年1月5日に一般社団法人メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン、2017年9月16日に公益社団法人メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパンとなりました。東京本部のほか、国内各地に6支部を設立し、全国的に活動を展開しています。
メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパンは1993年に「遊園地に行きたい」という夢をかなえたことを第1歩として、その後「野生のイルカと泳ぎたい」「ウルトラマングレートと一緒に戦いたい」「世界一大きいヘラクレスオオカブトムシ触りたい」「サンタクロースと遊びたい」等など、多くのすばらしい夢をかなえるお手伝いをしています。